国家総合職教養区分について③~2次試験~
そして10月下旬に1次試験の結果が発表される。
発表を待たずとも、公式HPに択一試験の解答が載せられる(確か試験終了後すぐ発表)ので、だいたい自分の合否はわかる。
ただ私の場合、例年だとボーダー周辺の点数だったので、ず~っとドキドキ。
③企画提案試験
現役官僚にマイ政策をプレゼンする試験。
一応、試験日に色々考える試験(多分?)らしいが、事前準備が非常に大事。
2次試験前に人事院から試験問題のヒントが発表される。
このヒントは「今年は〇〇について出しまぁす!」くらいの漠然としたもの。
2021年度のテーマはたしか防災。
試験当日は90分くらいで問題文と資料を読んで政策を考えて答案に書き、20分で提案&質疑応答。
私は「何となく本番はこんな感じの問題が出るだろうなぁ」と予測を立て、Google先生と一緒に幾つか政策を考えて暗記し(本番は持ち込み不可!)。
試験当日に1時間位で答案に吐き出してその紙をもとに官僚の方々に10分くらいで発表。
そして詰められ詰められの質疑応答の10分を耐えて終了。
この質疑応答がなかなか大変で、「そんなこと知らねえよ…」と毒付きたくなるような質問も平気で飛んでくる。
そこで見られているのは恐らく、「追い詰められても何か言い返す能力(?)」だと思うので、
論理に対する厳しい質問にはなんとか頑張って対応するしかない。
ただ知ったかぶりは嫌われるので、知識に対する厳しい質問には大人しく白旗を上げるしかないと思う(「すみません。勉強不足でそこまではわかりません」等)。
④政策討議試験
グループディスカッション。
お題が与えられ、20分くらいで簡単にレジュメを作る。
それをもとに一人持ち時間2分で発表。
レジュメが評価対象かどうかは不明。
あとは普通のGDを30分ほどで。
多少人数の増減はあるかもしれないけど、基本は学生6人、面接官3人で行われる。
でしゃばりすぎず、あまり黙らず、和やかに(反対意見はやんわりと述べる)、意見の止揚を目指す感じ。
私のグループでは一人、滑舌悪くて声が小さい人が居て、その人の意見は聞こえないので全部適当に流してしまった(私の意見に反論していたみたいだけど、ごめんm(_ _)m)。
まあこんなこともある。
⑤人物試験
普通の面接。
面接官は各省庁から駆り出された職員さん。
私の場合、3人のうち一人がたまたま第1志望の省庁の採用担当(顔なじみ)の方だった。
基本は提出したESに沿って進められる。
あまり深掘りもされず、淡々と進んでいった。
ちなみに人物試験はA~E評価でEが付くとその時点でGame Over、不合格になるので注意。
まあよっぽどのことをしない限りはEはつかない(質問に答えない、悪態をつく、面接官を殴る…)。
②、③と記事を読んでいてお気付きになった人も居るかもしれないけど、2次試験は比較的楽。
倍率も2/3くらいなので、1次試験さえガチれば何とかなる(油断は禁物だが)。
教養区分編はここまで。
ブログのネタ…無くなっちゃったねぇ…。