満足な豚は難攻不落だ

国家総合職(キャリア官僚)についての色々

官庁訪問体験記④ 第2クール1日目A省

結局、土日の私の脳内の殆どは課題に占められる。

日曜日の午後はA省志望の友人・知人の3人とカフェに集まって、第1クールの情報共有や悩み相談を行う。

良いリフレッシュになった。

 

さて、第2クール1日目。

この日も散歩&優雅な朝食で10分弱の遅刻…

すみません…

 

この日は

原課①→入口面談→人事面接→原課②→原課③→原課④→出口面談

といった感じ。

 

・原課①

課長補佐と。大変話が盛り上がり、2時間ほど時間が経っていた(同卓の人からは心配されていた)。

・人事面接

面接官の方が説明会に登壇されていた職員さんだったので、面接ということを忘れてそのことを指摘してしまった。ただそのおかげで話が盛り上がったのでラッキー。

志望動機を軽く聞かれた後に「やりたい政策についてはもう散々聞かれているだろうし、もう良いよね?」と話題を変えられそうになった。

ただ私としては「せっかく色々政策を考えたのに一度も話す機会が無いまま終わるかもしれない!」という危機感(?)があったので、「いえ、聞かれていないです!なので話させてください!」とお願いして聞いてもらった。聞いていただけるだけでも、ありがたいのに、フィードバックまで貰ってしまった。

そんな感じで面接なのか何なのかわからない(←おい)イベントが終了。

・原課②

無難に終了。職員さんが、自らの経歴紹介で思い出せずにいた部分(←何故?)を私が言い当てたらビビられた。

・原課③

課長だった。趣味の話で盛り上がった後、政策や組織について色々お聞きする。

結構フランクな雰囲気で楽しかった。

・原課④

課長と。難しいことを質問したら難しい答えが返ってきて、困ってしまった。

・出口面談

内々定の示唆。C省も頭にちらつき、「どっちかなぁ~」と内心頭を抱える。

 

出口面談の後に別室に案内され、採用担当の方と簡単に面談。

改めて、内々定の示唆。

「遂にここまで来たか~」という達成感と共に、「C省とどっちか選ばなきゃ」という重い課題を心に抱える。

時間は22時半。

夜の東京を「どっちだろう…」とぶつぶつ呟きながら、とぼとぼ歩く。

 

仕事への興味で言えばA省>C省だし、会った職員さんの人柄・雰囲気だとA<C。

困ったものである。

何かヒントが得られないかと、家族に電話をかけるが、悩みが一層深まっただけだった。

 

どうしようもないし、明日もあるので取り敢えず寝ることにした。