満足な豚は難攻不落だ

国家総合職(キャリア官僚)についての色々

官庁訪問体験記③ー1 第1クール3日目C省

快眠、おはよう。

良い天気だったのでこの日も散歩。

ホテルで優雅にモーニング。

そして遅刻…(10分弱)。すみません…。

 

幸先の良いスタートとなったが、控室はお通夜状態。

疲れが溜まっているのか穏やかな人が多いのかわからなかったが、自分の机だけがうるさい状態だった。

 

今回は机で行った情報交換の内容について先に書いていきたい。

・某省は第1クールの途中から1軍部屋と2軍部屋に分けていたらしい。

・同じ大学の知人は1日目・2日目で両省庁から落とされてしまったらしい。安易に進捗状況を聞いてはいけないことを学ぶ。

・3日目が終わった後の土日休みに何をするかと聞いたところ、健気に「沖縄旅行!」との答えが返ってきて、流石にたじろいだ。

 

さて、今回はかなりイレギュラーなスタイルのプロセスとなったため、これまでとは少し違った形で振り返っていきたい。

 

 

まず入口面談。1日目・2日目は受付が済んで比較的すぐ入口面談が行われたが、今回は2時間ほど待たされた。まあそれは良いとして、入口面談に向かうと、いきなりESに沿ってあれこれ質問された。「え、これ入口だよな…?」と思いつつ、答えていったが、不意打ちにやられた学生も中には居たと思う。控室に戻り、自卓の人たちと入口面談について情報交換。

 

暫くすると原課①に呼ばれた。形式は一室に学生ー職員さんのペアが数組集まって各々で原課をやるというタイプ。私には中堅の職員さんが対応してくれた。簡単に経歴や現在携わっている政策についてお聞きした後、こちらからの質問タイムが開始。1聞いたら1だけ答えられる・そして早口ということで、こちらにthinking timeがほぼ無い中、矢継ぎ早に質問を繰り出さなければならず、かなり大変だった。

今までの経験から大抵、原課は1時間ほどで終わると思っていたが、今回は全然終わらないように感じた。時間が経つにつれ、次第に質問のクオリティが下がっていくことをひしひしと感じながら、何とか質問を捻り出していったが、遂に限界が来て弾切れ。こちらから降伏(?)し、原課①は終了。気付いたら、他に学生は誰も居なくなっていた。部屋から出る際に、入口付近に居た別の若手の職員さんたち(人事の方?)が「あの子やば…」と話しているのが聞こえたが、疲労でそれどころではなかった。

控室に戻ってわかったことは、「結局2時間弱質問攻めしていたこと」「学生が切り上げなければ永遠に続くタイプの原課だった」ということだった。その後野菜ジュースとささみを喉に流し込みながら(昼食)、自卓の人とワイワイ話して休み時間を過ごした。

しかし、彼らと話すことはこれ以降無かったのであった…。

 

 

ちょっと今回は内容が濃くて長くなりそうなので、続きはまた次の記事で。