満足な豚は難攻不落だ

国家総合職(キャリア官僚)についての色々

官庁訪問体験記①~現地入り

さて、ここからは私自身の官庁訪問の体験について書いていこうと思う。

諸事情もあり、体験した10のうち7~8くらいを書けるようにしていきたい。

 

なお、これから書く内容は2022年度の官庁訪問のものなので、来年以降はどうなっていくかはわからない。あくまでもご参考までに。

 

0. 官庁訪問

(1)~現地入り

あまり遡りすぎてもアレなので、官庁訪問の1ヶ月くらい前から。

もともとA省とB省には行くつもりで、あと一つどこに回ろうかと考えていた。

興味のある政策が被っているという理由で、一応D省を志望しようと思っていた。

 

さて6月に入り、周りも官庁訪問に向けてそわそわし始める頃合い。

私は同じ省庁志望者と共に、政策の勉強やESの添削を始めた。

そうした中で、やはりD省は周りとの熱意のギャップや政策への興味という点でも志望が出来ない(ESの内容が思いつかず全く書けなかったという事情もあった)と感じ、官庁訪問1週間前に急遽、第3志望をC省に変更。

C省の志望動機は急造で、我ながら「人生選択なのに適当すぎるw」と思いつつ提出。

ちなみにB省も必要書類の提出が締切の5分前とかで、「人生選択なのにギリギリすぎるw」というお気持ち。

 

ここで一旦、志望省庁について情報を付加しつつ整理すると、

第1志望…A省、ずっと見てきた省庁

第2志望…B省、なんとなくミスマッチは感じるけどやっぱり憧れるなぁ、というフワッとした理由で志望

第3志望…C省、志望歴激浅

 

 

さてここで、官庁訪問に向けて準備を進める中で感じたことをいくつか列挙

・教養区分勢は気が楽

教養区分は前年秋に結果が出る。一方、春区分の試験を受けた人たちは、今年であれば官庁訪問の前日に試験結果が出た。幸い、友人はみな合格していたが、気が気でなかっただろうなぁ…。

・お金がめっちゃかかる

特に地方勢はホテル代がかなりかかる。交通費を含めると十数万くらいかかる人が多いような。

・ESの添削(他人の目)はめっちゃ大事

友達のESは目安記述量の数倍書いてあってビビった。もし事前に誰の目にも触れずそのまま提出されていたときのことを考えると…。

 

(2)現地入り

旅行気分で、官庁訪問開始の前日に現地入り。

しかし旅行気分が祟ったのか、スーツセットを下宿先に忘れてしまうという失態。

シャツと靴は持ってきていたが、ズボンとベルトが無かった。

そのことに気付いたのが東京に向かう新幹線の中(夕方)で、急いで東京住みの高校同期にLINEを送りまくったり、「東京 スーツレンタル」と検索をしたりと大変だった。

 

結局、「それなりの服ならユニクロに売っているよ」という高校同期のありがたいアドバイスがあり、東京駅のユニクロでズボンとベルトを購入(クールビズありがたや!)。

 

東京駅で迷ったこともあり、ホテルにチェックインしたのは夜遅く。

「人生選択なのに適当すぎるw」「明日寝ぶっちしたらやばい」等の感想が心の中で渦巻く中、就寝。